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【アグロバクテリウム】[あぐろばくてりうむ] 用語集へ戻る

微生物で土壌細菌の一種。自分の遺伝子を植物に送り込んで、生存に必要なアミノ酸を作らせる能力を持つ。この性質を利用して、アグロバクテリウム法が行われる。

アグロバクテリウム法

アグロバクテリウム法

【アグロバクテリウム法】[あぐろばくてりうむほう] 用語集へ戻る

植物の遺伝子組換え方法のひとつ。アグロバクテリウムという土壌細菌の性質(自分の遺伝子の一部を植物細胞に導入する)を利用して、改良したい植物に、目的とする遺伝子を組み込む方法。

アグロバクテリウム法

アグロバクテリウム法

【アデニン】[あでにん] 用語集へ戻る

DNAを構成する4種類の塩基のひとつ。他にグアニン、シトシン、チミンがあり、4種の並び方(塩基配列)が、特定のタンパク質を作り出すための情報となっている。

遺伝子とはなにか

遺伝子とはなにか

【アミノ酸】[あみのさん] 用語集へ戻る

タンパク質を作る材料となる物質。アミノ基 -NH3とカルボキシル基-COOHを持つことが特徴。中心の炭素原子に結合する側鎖の違いにより、異なったアミノ酸になる。主要元素は炭素、酸素、窒素、水素の4元素で、硫黄を含むものもある。生物体内では、20種類のアミノ酸が様々な順序で結合し、多様なタンパク質を構成している。

遺伝子組換えのしくみ

遺伝子組換えのしくみ

【アレルギー】[あれるぎー] 用語集へ戻る

食品等を摂取することによって起こるアレルギー反応のこと。通常は体内に入ってきた異物(抗原)に対して、抗体を作って防御する免疫反応が働くが、人によっては、抗体が作られたことにより、次の抗原に過敏な反応を示す場合がある。これがアレルギー反応であり、死に至るケースもある。

食物への影響

食物への影響

【アレルゲン】[あれるげん] 用語集へ戻る

アレルギー反応を誘発する抗原物質のこと。花粉、塵、食品などが主なアゲルゲンで、食品中のアレルゲンはほとんどがタンパク質である。遺伝子組換えによって作られたタンパク質のアミノ酸の配列がアレルゲンと類似している場合は、アレルギーを引き起こす可能性がある。

食物への影響

食物への影響

【アワノメイガ】[あわのめいが] 用語集へ戻る

トウモロコシに大きな被害を与える害虫。「ヨーロピアン・コーン・ボーラー」とも呼ばれる。ふ化したアワノメイガは葉を食べて成長し、葉の付け根から茎に侵入する。侵入すると農薬が届きにくいため、退治しにくくなる。茎に侵入したアワノメイガは中をかじり茎を空洞化する。さらに雌花に侵入した幼虫は、生育中の実を食べてしまう。

害虫抵抗性 トウモロコシ

害虫抵抗性 トウモロコシ

【遺伝子】[いでんし] 用語集へ戻る

遺伝に際して親から子に受け渡される要因。細胞の核の中の染色体に含まれていて、本体は一般にDNAである。DNAを構成する4種類の塩基、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の並び方(塩基配列)が、特定のタンパク質を作り出すための情報となっている。これらのタンパク質の働きで形質が発現する。

遺伝子とはなにか

遺伝子とはなにか

【遺伝子組換え】[いでんしくみかえ] 用語集へ戻る

ある生物の細胞内からDNAの特定部位を切り出して、他の生物に導入すること。これにより、従来なかった形質(耐病性や高生産性等)を持つ生物を作ることができる。植物の組換え方法には、アグロバクテリウム法、エレクトロポレーション法、パーティクルガン法などがある。

遺伝子組換えのしくみ

遺伝子組換えのしくみ

【イネゲノム】[いねげのむ] 用語集へ戻る

イネは小麦やトウモロコシと祖先が同じであり、イネのゲノム解読は穀類全体の研究利用に期待される。また、2002年、日本を中心に進めてきた国際コンソーシアム「国際イネゲノム塩基配列解析プロジェクト(IRGSP)」において、イネゲノム全塩基配列解読が終了した。主要穀物における最初の全遺伝情報解読例であり、今後の人口増加や栽培環境悪化に対応した、食料の安定供給が期待される。

ゲノム解析の目的

ゲノム解析の目的

【インスリン】[いんすりん] 用語集へ戻る

脊椎動物のすい臓臓から分泌されるホルモン。組織でのグルコースの取り込み、酸化やグリコーゲン・脂肪への転換を促進して、血糖を低下させる。アミノ酸の細胞への取り込みを高め、タンパク質合成を促進することから、遺伝子組換えに用いられる。

【運搬 RNA】[うんぱん RNA] 用語集へ戻る

トランスファーRNA、tRNAとも呼ぶ。リボソーム上のタンパク質合成の場へ、アミノ酸を運ぶRNA。

遺伝子とはなにか

遺伝子とはなにか

【エレクトロポレーション法】[えれくとろぽれーしょんほう] 用語集へ戻る

植物の遺伝子組換え方法のひとつ。植物細胞の固い細胞壁を酵素で溶かして取り除き、プロトプラストと呼ばれる裸の細胞にする。こうして、遺伝子が入りやすくなったら、プロトプラストに短時間の電気刺激(電気パレス)を使って細胞膜の構造を乱し、ここから遺伝子を導入する。

エレクトロポレーション法

エレクトロポレーション法

【塩基】[えんき] 用語集へ戻る

DNAの材料となるもの。ただ、一般的には水素イオンを受け取るもの、あるいは水に溶けてアルカリ性を示す物質を言う。アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、ウラシル(U)、チミン(T)等があり、DNAを構成するのはA、G、C、Tの4種。この塩基の並び方のことを塩基配列と言う。

遺伝子とはなにか

遺伝子とはなにか

害虫抵抗性 用語集へ戻る

害虫に強い性質のこと。殺虫性とも呼ばれる。害虫の天敵微生物から特定の昆虫のみを殺すタンパク質を作る遺伝子を取り出し、農作物へ導入することで、農作物自身が害虫を殺虫できるようになる。導入するタンパク質は、特定の種類の昆虫だけを殺虫するので、それ以外の生物に影響を及ぼすことはない。

害虫抵抗性 トウモロコシ

害虫抵抗性 トウモロコシ

【核】[かく] 用語集へ戻る

害虫に強い性質のこと。殺虫性とも呼ばれる。害虫の天敵微生物から特定の昆虫のみを殺すタンパク質を作る遺伝子を取り出し、農作物へ導入することで、農作物自身が害虫を殺虫できるようになる。導入するタンパク質は、特定の種類の昆虫だけを殺虫するので、それ以外の生物に影響を及ぼすことはない。

遺伝子とはなにか

遺伝子とはなにか

【カドミウム】[かどみうむ] 用語集へ戻る

電池、鉄や銅のメッキなどに用いられる重金属。不適切な方法で捨てられると土壌汚染の原因となり、体内に入ると代謝できずに蓄積されて、発癌などを引き起こす原因となる。日本では「大気汚染防止法」や「水質汚濁防止法」により、カドミウムの排出が規制されている。

環境浄化への期待

環境浄化への期待

【カルス】[かるす] 用語集へ戻る

不定形に増殖した植物細胞の塊のこと。植物体のあらゆる部分からカルスを形成させることができる。適当な条件下では無限にカルスの状態で成長を続け、オーキシンやジベレリンなどの植物ホルモンを加えて培養すれば、組織分化や不定芽、不定根が形成されるという特徴がある。

イネに見る遺伝子組換え技術

イネに見る遺伝子組換え技術

【近縁種】[きんえんしゅ] 用語集へ戻る

系統分類上の類縁関係が近い生物種のこと。遺伝的にも類似性が高いので交雑が可能な場合もある。

種の保存への影響

種の保存への影響

【グアニン】[ぐあにん] 用語集へ戻る

DNAを構成する4種類の塩基のひとつ。他にアデニン、シトシン、チミンがあり、4種の並び方(塩基配列)が、特定のタンパク質を作り出すための情報となっている。

遺伝子とはなにか

遺伝子とはなにか

【組換えDNA分子】[くみかえDNAぶんし] 用語集へ戻る

ある生細胞内で増殖可能なDNAと異種のDNAとを結合し、その結果作成したDNA分子のこと。

【グリホサート】[ぐりほさーと] 用語集へ戻る

芳香族アミノ酸(トリプトファン、フェニルアラニン、チロシン)の生合成を抑える除草剤の1つ。雑草の育成期に処理するもので、植物の育成に必要なアミノ酸を作る酵素の働きを妨げる。「ラウンドアップ」などの商品があり、グリホサート耐性ダイズは年々増加している。

除草剤耐性 ダイズ

除草剤耐性 ダイズ

【ゲノム】[げのむ] 用語集へ戻る

1個の体細胞に含まれる染色体の半数と、その中の遺伝子を合わせたもののこと。遺伝子とその発現を制御する情報が含まれることから、ヒトを含めた様々な生物に対するゲノム解析プロジェクトが行われている。遺伝子、タンパク質と併せた研究により、生命現象の解明が期待されている。

遺伝子とはなにか

遺伝子とはなにか

【ゲノム】[げのむ] 用語集へ戻る

1個の体細胞に含まれる染色体の半数と、その中の遺伝子を合わせたもののこと。遺伝子とその発現を制御する情報が含まれることから、ヒトを含めた様々な生物に対するゲノム解析プロジェクトが行われている。遺伝子、タンパク質と併せた研究により、生命現象の解明が期待されている。

ゲノム解析の目的

ゲノム解析の目的

【ゲノムプロジェクト】[げのむぷろじぇくと] 用語集へ戻る

遺伝子やDNAの解析技術を使って、ヒトを含めた生物の全DNA塩基配列の解読を目指すプロジェクト。2000年にアメリカのクリントン大統領(当時)が、ヒトゲノムの解読はほぼ終了したと発表した。

ゲノム解析の目的

ゲノム解析の目的

【酵素】[こうそ] 用語集へ戻る

細胞内で作られるタンパク質を主成分とした物質。化学反応をスムーズに行わせる触媒作用が特徴で、1つの酵素が働きかける物質は1つだけという「基質特異性」を持つ。酵素によって触媒される化学反応を酵素反応と呼び、生体内の化学反応はほとんど全てが酵素反応で、物質代謝は全て酵素系に依存している。

除草剤耐性 ダイズ

除草剤耐性 ダイズ

【交配】[こうはい] 用語集へ戻る

2個体間で受粉や結合、受精を行うこと。植物ではおしべの花粉にめしべにつけて結実させるようなこと。

交配と遺伝子導入の違い

交配と遺伝子導入の違い

【ゴールデンライス】[ごーるでんらいす] 用語集へ戻る

遺伝子組換えのイネ。ビタミンAの前駆物質であるベータカロチンとその他のカロテノイドを含む、黄色い米のこと。ビタミンA不足による失明者や死者を救う目的で、アジアやアフリカなど発展途上国に無償で送られるケースも多い。スイス連邦工科大学植物科学研究所のインゴ・ポトリカス教授を中心に作られた。

開発が進む新しい農作物

開発が進む新しい農作物