2.7 ボーアの量子論
1913年、N. H. D. ボーアは、次のように考えました。
1)水素原子の中の電子は、いくつかのとびとびのエネルギーE
1
, E
2
, ・・・ E
n
, ・・・の状態だけが許される。これを「定常状態」という。
2)原子からの光の出入りは、異なる定常状態 E
m
, E
n
の間を電子が移動するときにのみ起こる。その光の振動数νは、
で表される。
この考えの中には、エネルギーがとびとびになる
「エネルギーの量子化」
という、新しい概念が含まれています。